「季節の変わり目だから体調管理に気を付けて」とは、よく耳にする言葉ですね。
春夏秋冬、その季節の変わり目は気候や気圧の変化に反応して
体調を崩しやすいのも事実で、心にもその影響を及ぼすことがあります。
「冬将軍」の到来とも言われるこの季節。
体内時計の調子がおかしくなっていしまい、「冬季うつ病」「ウインターブルー」
などとも言われる症状が出やすいこの時期に
気を付けておくべきポイントを押さえておきましょう。
日照時間が関係している?
冬場の日照時間が大きく関係していることが考えられています。
日照時間が減ると、脳内の「セロトニン」分泌が減って気分が低下したり、
睡眠を促す「メラトニン」分泌のバランスもおかしくなることが原因ではないか?
とされてるのです。
また、体内時計の乱れも起因しているのではないか?ということです。
実は私達が持つ体内時計は24時間ではなく、25時間であると言われています。
この体内時計をリセットして、24時間時計と帳尻合わせる役目が「日光」です。
不規則な生活や夜勤に従事していると体内時計に悪影響を及ぼします。
冬場は、そもそも日照時間が少ないので様々なリズムが乱れやすいのです。
働き方に要注意!
大抵の日本の方は、正月休みに入るために年末の仕事量や日程が過密になりがちです。
忘年会なんかも相まって、それはそれは睡眠不足や疲労が蓄積しがちであります(笑)
(今年はコロナで夏同様、有り難自粛と感じる人もいるでしょうか?)
そして、そのまま1週間程度の間に
人ごみの中、帰省したり深酒したり初詣したり、とさらに睡眠不足と疲れを助長します(笑)
さらには、引き続き生活リズムを取り戻せないまま
仕事初めに向かい、回復の見込みがないまま年度末へ向けて疲労を加速させます。
インフルエンザや新型コロナウイルスの感染対策をしっかりと行って、
精神と肉体のストレス軽減、食べ過ぎ飲み過ぎには注意して、ちゃんと睡眠を取る。
ん~、ごくごく当たり前のセリフ回しになってしまいました。。。
3つのセルフチューン
1・手元ライトを消す
明るすぎる蛍光灯は不安感を高めることがあります、あまり知られていませんが。
必要な時ももちろんあるでしょうが、時折はライトを消して目を休めましょう。
目が休まると気持ちも休まります。
2・デスクの上を片付ける
これは冬に限ったことではありませんが、気分の落ち込みはデスクの上に現れます。
書類をまとめる、文房具を定位置へ、除菌ティッシュなどでデスクやキーボードなんかを拭いてみる。
目の前が整理整頓されると、気持ちもリセットできます。
紙媒体に関しては、平積みするのはよくないので立てて収納するようにしましょう。
3・深呼吸する
これは自力で出来る最も大切な行動と言えます。
私達の自律神経で、唯一コントロールできるのが「呼吸」なんです!
意識的に操作することが可能なので、肩の力を抜いて、深く息を吸って、8秒ほど息を止めて
横隔膜を使って、ギリギリまで息を吐き出す。
この工程を数回繰り返すだけで、かなりの気分転換や体へのリラックスを感じるので
お試しくださいね^^
そして日光を浴びて、しっかりと睡眠を取りましょう!